5月14日(金)①[修学旅行行ってきました。]

令和3年5月14日(金)

修学旅行行ってきました。

 

 多くの高校が修学旅行を中止した中、新コロナの小康状態の合間をぬって、令和3年4月22日(木)から、2泊3日で北陸方面の修学旅行をなんとか実施しました。長野原高校の少人数を生かして、全行程大型観光バスの旅です。

 この3日間は天候にも恵まれ、春爛漫の旅となりました。


  初日 新潟県糸魚川ジオパーク「フォッサマグナミュージアム」に訪れました。館内を旅行ノート片手に見学した後、同公園内で化石発掘の体験となりました。

 地元の中学生が制服のまま取り組んでいましたが、長高生は体育着に着替え、専用のトンカチ、防護用メガネ、そして持参の軍手でガチに燃えました。担当の長高職員が用意した、「化石ビンゴ」が大ブレーク。生徒ノリノリです。

景品がホッコリものでした。

 

 

 親不知子不知(おやしらずこしらず)にて、初日の昼食。

 生徒が多いと、まず入れないであろう個人向けの海鮮レストラン。

 抜群の景色に圧倒されました。

 地元のお刺身がおいしかった。

 

 

 

  

 

 食後は、浜辺にて散歩。

 浜辺はきれいな小石がたくさんあり、生徒は石投げと石拾いに夢中。

 

 地元の方から、石の見分け方のレクチャーをうける本校職員。

 なんといっても、ヒスイがとれる海岸なので、ちょっと真剣になってしまいます、

 

 

 

 

 

 宿泊先の金沢駅前のホテル、感染症対策が徹底されている食事風景。おいしかったです。

 

 可愛くセッティングされた料理を黙食しました。

 

  

 

 

  2日目の訪問先 金沢城

 一般の観光客はほぼゼロ。

 長高生の貸し切り状態でした。

 とにかく景色が美しい。

 その後、兼六園に移動しました。

 

 

 

 金箔体験に挑戦!

 生徒の作品をご覧あれ!

 なんといっても完成すれば、それが思い出の土産となるので、生徒は真剣そのもの。全員納得のいく作品に仕上がりました。

 

 

 

 

  最終日は、世界遺産の白川郷を訪れました。

 例年であれば、観光客で賑わう季節ですが、今年は閑散としてます。

 長高生は自由散策と課題のスケッチ。

 合掌造りの構造を食い入るように観察し、描いていました。

 

 

 他にも訪れた観光地はたくさんありました。どれも思い出に残るものでした。

 全行程を通じて、体調不良者はゼロ。旅行先のトラブルはかぎりなくゼロでした。

バスのドライバーさん、ガイドさん、添乗員さん、看護師さん、そして、訪問先でのたくさんの細やかな対応のおかげで、コロナ禍での修学旅行が無事に終えることができました。

誠にありがとうございました。生徒にとって、一生の思い出となりました。

 3年生はこれから、進路実現に向けエンジン全開となります。

 

最新記事:5月14日(金)②[1年生 クリーン作戦 実行]

令和3年5月14日(金)

1年生 クリーン作戦 実行

 

 4月下旬、長野原高校周辺の美化運動として、1年生が学校周辺のゴミ拾いを行いました。

谷間にある本校は、日中の人通りは少なく閑静なたたずまいです。

 時折、鳥のさえずりの中、本校1年生がゴミ袋を片手に、沿道のゴミを拾う美化活動です。

 

 

 次第に緑が濃くなる長高周辺。

 静かな学習環境です。

 

 八ッ場ダムの工事が終了し、周辺の作業所が撤去となりました。

 

 

 

 

 長高から国道に続く急な上り坂。

 部活では、生徒がランニングで上っていきます。

 今回は、さすがに生徒はおしゃべりの余裕はないようで、黙々と無言で歩いていきます。

 

 秋にあると、カラマツの葉が舞い落ちて黄金色の風景に変わります。

 

 

 

 

 

  さあ、本格手にゴミ拾い開始。

 

 沿道にはそんなにゴミは落ちていませんが、ゴミを見つけるのに、集中していきます。

 

 

 

 

 

 

 

  

 ほとんど、ゴミ探しゲームとなりました。国道沿いであれば、けっこう落ちていますが、今回は時間の都合上、周辺の道路に限りました。

 

 

 

 

 

 長野原高校は、学校をあげてボランティア活動に取り組んでいます。その一環としての美化運動です。この行動が日常で普通に行えるようになれば、より一層周囲が美しくなるでしょう。

 この調子で、校内と自宅の美化にも努めてもらいたいです。

5月14日(金)③[1年生 浅間山北麓ジオパーク見学]

令和3年5月14日(金)

1年生 浅間山北麓ジオパーク見学 

 

 5月7日(金) 新コロナ対策を徹底した上で、浅間山のジオパークに行ってきました。

綿密な事前学習と、担当される現地スタッフとの連携のもと、地元の自然資産である浅間山が見学の対象です。

 

 

 10時前に浅間山北麓ビジターセンターに到着。

 残念ながら、曇天で肌寒い。

 そのためか、一般の観光客は皆無。

 ビジターセンターのスタッフが、熱烈大歓迎で、大きく手を振って出迎えてくれました。

 

 

 

 早速、朝の挨拶です。

 暗い天気に負けない、明るく元気なスタッフの挨拶と三密回避のための少人数の班分けを説明しました。

 

 私からは、積極的な活動を促しました。

 

 

 ここは上信越高原国立公園。動植物の捕獲伐採は厳禁。手つかずの自然をそのままの状態で保存しなければならない地域です。長高から数十分でこんなすばらしい場所に来られることに驚きです。長高の自然学習の充実ぶりは都市部の高校と比較すると群を抜いています。

 

 

 ガイドさんによる周辺の地域の説明。「浅間山は活火山。生きている。その浅間山は雲に隠れているが、心の目で見て欲しい。」

 はい、確かに見えました。私だけでしょうか。

 生徒に心で見えたか聞きたかったです。

 

 

 

 

 大自然の中を散策します。

 さすが、ガイドさんの桁違いの情報量による解説でとても勉強になります。知らなければ通り過ぎてしまうところも、立ち止まって丁寧に解説してくれました。大感謝!

 

 生徒は十分に事前学習をしてきていますが、ガイドさんの説明には太刀打ちできません。

 

 

 

 

 

 北斜面に広がる溶岩台地が素晴らしく、見入ってしまいました。

 眼下に広がる大絶景です。

 特に秋の紅葉時期がすばらしいとのこと。

 天明の大噴火の溶岩流を想像してしましました。あそこは鎌原地区。ずっと先に長野原。

 

 

 

 植物の解説も詳しく、手に取って調べられることが何より貴重な体験となります。

 実物に勝るものはないことを実感。

 

 

 

 

 

 

 

 

  雨が激しくなってきたところで、外の散策終了。ビジターセンター内の資料施設で学習しました。

 展示品に興味関心が沸き、生徒は夢中になりました。

 

 

 

 

 

 

 午後は、お楽しみの散策クイズ。若手センター職員の企画でしょうか。グッドな景品がたくさん当たるので大盛り上がり(本校職員も含め)。

 最後に、余った景品はじゃんけんぽん大会と化しました。

 

 

 

 

 コロナ禍にも関わらず、受け入れてくださったビジターセンターのスタッフに改めて大感謝です。

 日本に数あるジオパークですが、今回の体験でジオパークがずっと身近になったと思います。大自然の驚異を改めて認識すると共に、地球科学の面白さを感じました。生徒もきっと同じように感じていると思います。

 バーチャルでない、実地の学習の大切さを改めて感じた1日でした。