第24代校長 田中 幸雄
本校は、昭和27年に地域住民の熱い要望のもとに吾妻高校長野原分校として誕生し、昭和43年に長野原高校として独立しました。本年度は創立72年目を迎えます。地域の皆様から愛され信頼され、また卒業後も地域を支える人材を育成することが本校の使命と考えております。その一環として、県教育委員会から「ぐんまコミュニティー・ハイスクール」の指定を受け、長野原町と一体となって教育事業を進めています。
本校は、小規模校ならではのメリットを最大限に生かし、「あっとほーむ長野原」を合い言葉に、職員が生徒一人ひとりにしっかり向き合うことで、楽しく魅力ある学校づくりに取り組んでいます。
学習面では少人数授業、習熟度別学習、そして個別指導を充実させることで基礎基本の定着を図るとともに、学びを通して感動できる工夫を行っています。生活面では思いやりの心の育成を念頭に、挨拶の励行や時間の厳守をはじめとする基本的生活習慣を確立し、社会でも活躍できる人格形成を図っています。
放課後は、既存の部活動以外にも、生徒のニーズに応えたサークル活動が認められており、充実した高校生活が送れるようになっています。
長野原高校に入学した全ての生徒が、安心して学べるあたたかい教育環境の中で、充実した高校生活が送れるよう、職員が一丸となって応援しています。
長野原高校は「小さいけれど、とっても居心地のよい学校」です。
校長室から
1月 雪だるまの親子
1月に入り寒さが厳しくなり、雪がちらつく日も増えてきました。
今朝、体育館下の駐車場から玄関に向かう途中で雪だるまの親子に遭遇しました。
昨日降ったグランドの雪を集めて葉っぱと小石で装飾し、生徒たちが創作したものだと思いますが、
あまりの完成度の高さに見入ってしまいました。
12月 探究的な学びの成果
2年生が10月に訪れた長崎の歴史・文化について、班や個人で探究活動を続けてきた成果を
ポスターにして発表しました。
それぞれのポスターの完成度は高く、来年訪れる1年生に向けて熱心に説明する姿から、
修学旅行を通してたくさんの感動や学びがあったことが分かります。
11月「芋探」
今年5月、グランドの一隅に植えたさつま芋の苗が半年の時を経て、立派な「さつま芋」に育ちました。今年は、もと砂場であったところに苗を植えたところ、昨年よりも大きな芋に成長しました。さつま芋が鹿児島県のシラス台地でよく栽培されていることをヒントに、通気性が高く乾燥した砂壌土での栽培にトライした目論見が見事成功しました。立派な探究活動になっています。来月は収穫祭を予定しています。
10月 2学年修学旅行に同行してきました。
3日目に見学した端島(通称:軍艦島)は、世界文化遺産としての価値はもちろん、1960年代に東京以上の人口密度を有した鉄筋コンクリート高層住宅の跡から当時の人々の生活感がリアルに伝わってきました。生徒たちと一緒にそのスケール感に圧倒されるばかり。
9月の芸術鑑賞教室
草津音楽の森国際コンサートホールに群馬交響楽団様が演奏に来てくれました。
写真は、演奏前の練習風景です。
演奏が始まるとハーモニーと迫力に圧倒されて釘付けでした。
曲目はチャイコフスキーのバイオリン協奏曲とブラームスの交響曲です。
素晴らしい演奏とホールの中で、生徒たちと至福の時を過ごすことができました。
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