令和3年6月29日(火)
「花いっぱい運動」始動 今年もこの季節になりました!!
行動の自粛が求められる毎日ですが、もうすぐ降雨という天気予報の合間をぬって6月16日(火)、1年生が長高名物の「花いっぱい運動」を開始しました。
「ぐんまコミュニティーハイスクール事業」の一つであり、吾妻中央高校さんから安価で提供していただいた花の苗を、長高の1年生が長高プランターに植え替え、近隣の事業所やお店の軒先に置かせていただき、長野原の街並みを花で飾ろうという恒例の大企画です。
これからの段取りを担当の先生から説明を受けます。美しい花を咲かせるための細やかな諸注意を真剣に聞いています。
吾妻中央高校の生徒さん達を中心に丹精に育てられた苗が、長高生に渡り、さらに地域の皆さんに届けられる“真心のこもった花のリレー”です。
いよいよ作業開始です。
1年女子生徒がせっせとプランターに植え替えていきます。
男子は遠くで駐車場脇に植える準備をしています。
天候を気にしながら手際よく植え込んでいきます。
配達先は、長野原役場をはじめとする公共機関や町の商店など。一部は長高の駐車場脇にも植えます。
土の入れ加減が、慣れない生徒にとっては少し難しく、隙間なく丁寧に植え込むために、なんども試行錯誤を繰り返します。
今年の花はマリーゴールドが中心です。
マリーゴールド全般の花言葉は、「嫉妬」「絶望」「悲しみ」だそうです。ちょっと驚きです。しかし、黄色のマリーゴールドの花言葉は「健康」だそうです。安心しました。
最後の調整です。微量の化学肥料を施し、花を長持ちさせる一工夫ですね。
葉に肥料がつかないように、細心の注意を払っています。
花植えに慣れていない生徒も多く、貴重な体験になったことでしょう。
花を愛でる心を育み、是非、家庭でも実践して欲しいです。
さっそく、これから、放課後に先生方と生徒達で、プランターの配達を始めます。
笑顔の配送を心がけ、美しく咲いてくれることを祈ります。
長野原に、今年も暑い夏がやってきそうです。町内の主な場所や道路沿いに、「長野原高校」と印字されたプランターが配置されます。大きな花を咲かせて、沿道と通る人達を和ませてくれることでしょう。