令和4年7月25日(月)配信
夏休み突入 そして 実技技能研修開始
令和4年7月20日(水)長野原高校1学期終業式が行われ、いよいよ生徒念願の夏休みに突入しました。
今年は6月中に梅雨明けという記録的な早さの中、6月から猛暑が続きエアコン使用となりました。ところが、7月に入り梅雨空に逆戻り。天候が安定しない雨天の日々が続いていました。
五月晴れの爽やかな空の元、地域を知るとともに、草津温泉や嬬恋、北軽井沢への通過点となる長野原町の美化運動でもあります。
1年生はまだ学校周辺には詳しくないでの、実際に歩いてみることが大事です。
コロナの第7波が押し寄せ、県内では1日2000名を超える感染者が発生し、連日油断ができない日々が続いています。生徒の中にはコロナ疲れと言えるでしょうか、感染症対策の緩みが気がかりです。健康管理を重点に夏休みの規則正しい生活を願っています。
さて、6月に実施した「花いっぱい運動」の花が満開を向かえています。
町内に配付したプランターは町のあちこちできれいな花を咲かせています。日中人通りの少ない長野原町ですが、華やかに町を彩っています。
長高内の花も、まめに手入れをしているので、元気に美しい花を咲かせています。
実技講習開始 1日目
7月21日、22日の2日間は長高恒例の実技技能研修です。今年は小型特別車両。
男子生徒13名の希望者による特別研修が開始されました。
小型ユンボとブルドーザーの操作です。僅か2日間で乗れるようになるのでしょうか?? 乗れるだけでなく、操作もマスターするのが目標のようです。
初日は座学。車両の構造、機能、操作について終日徹底的に学びます。
ディーゼルエンジンの構造は生徒にとって未知の領域。多少の眠気は襲ってきているようですが、講師の先生の迫力あるお話に集中し、必死に臨んでいます。
この日は雨。明日の実技の天候が気になりますが、まずは実技を学びます。
明日、天気にな~れ!!
昼食を挟んで、5時過ぎまで講義は続きました。授業日よりずっと疲れたことでしょう。
2日目、朝の雨も上がり、夏空となりました
昨日の学習を実践で生かします。一人ひとり、慎重に操作していきます。今まで動力付きの乗り物の運転はきっと皆無ですので、ちょっとしたレバーの操作で、自在に動く動力機械、それはそれは刺激的でしょう!!
我を忘れて操作に没頭しています。私も操作してみたいです。
機械を始動する前と後の徹底した安全確認。絶対に事故を起こさない安全習慣を身につけさせる指導がるとても印象的でした。指さし確認で事故を起こさない操作をしっかりと仕込まれています。
参加した全生徒が2種類の重機の操作を学びます。運転の順番を待っている生徒は、自分の番に備えて、真剣に観察しています。
卒業後、必ずしも重機を使った仕事に就くとは限りませんが、なにより貴重な体験となりました。
こんな便利な機械が身近にあれば、
校庭はさぞきれいに片付くだろうと思ってしまいます。
日本の重機は世界トップレベルとか、
乗り物は自動車だけではないことを生徒は学びました。
7月も後半! それぞれの学びへ進め!
実技講習は、3年で1サイクルです。来年は溶接の講習でしょうか。
将来の社会進出を目指し、生徒は多くの経験を積んでいきます。長野原高校の良さは、入学前に将来の進路が定まっていなくても、入学してからじっくりと考えられるゆとりがあることです。資格取得には多くの機会があるので、果敢にチャレンジできます。
今日より明日、未来に希望を!
平地では咲く時期が過ぎてしまったポピーですが、長野原では可愛く咲いています。梅雨の合間に蒔いた種が、無事に芽吹き、かわいい花が咲きました。
種から花を育てるのは根気のいる作業ですが、焦らずゆっくり、自然の中で育てることの大切さは生徒も同じ。
きっときれいな花が咲くと願い信じ、毎日毎日種を植えていく、そんな学校です。