カテゴリ:日々の学校生活

公共「貿易ゲーム」

1年生公共の授業で「貿易ゲーム」を行いました。

このゲームを簡単に説明すると班ごとに丸や三角、四角、星の形を作ってそれをコインと交換して、最終的にコインの数で1番を目指すというものです。

このゲームの面白いところは「班ごとに道具、人数、資源に差がある」ということなんです!ある班では紙も型もハサミも人数もすべてがそろっている一方で、5人も班員がいるのに紙とハサミ1本しかないという班もあります。そんな中生徒たちは楽しみながら活動を行うことができました。

 

 

 

 

 

 

このゲームは意図的に差をつけていますが、これは国際社会も同じなのです。人数、技術、資源に差があり、劣っている国が発展途上国として非常に苦しい生活を送っています。さらにこのゲームでは差がつくゆえに、劣っている国と優れた国の考え方の違いが可視化されます。例を挙げると資源が豊かな班はコイン数最下位の班が勝てなかったのは「努力の問題」とし、資源が劣っていた側の国は「豊かな班がサポートしなかったから」だとしていました。

私たちが日本で暮らしていると豊かすぎて見えなくなってしまったものが、このゲームでは生徒たちにも見えていたのでしょう。座学のほうも生徒は主体的に取り組んでくれました。こんな風に実感をもって学べる授業をしていきたいものです。

ミヤシタ

 

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ゴブレットブラザーズで頭脳対決!~楽しく学べる戦略ゲーム~

1学年の朝のSHRにて、ゴブレットブラザーズを行いました。〇×ゲームに似た要素を持ちながら、より戦略的なプレイが楽しめるボードゲームです。プレイヤーは相手の動きを観察しながら、自分のコマを上手く配置したり、相手のコマを覆い隠したりしながら勝利を目指します。自分のコマを3つ縦・横・斜めのいずれかに揃えたら勝ちです。楽しく遊びながら学べるボードゲームとして、次のような目的のために行いました。

① 思考力の強化

相手の動きを予測し、残りの持ちコマの最善手を考える力が養われます。
先を読む練習を通じて、論理的な思考力を楽しみながら鍛えることができました。
② 記憶力の活用

覆われたコマの位置やサイズを覚えておく必要があるため、集中力と記憶力が試されます。
③ コミュニケーションの促進

クラスメートと対戦する中で、ゲームを通じて自然とコミュニケーションが生まれていました。

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重心・相似コマを作ろう!

はたして、コマは丸くないと回転しないのか?

そのような疑問から誕生した今回の活動。

もしかしたら、どのような図形・図柄であっても、その重心さえ掴めれば安定して回転するのではないか。

それを実験して証明するために、数学セミナーの専攻者7名が重心・相似コマの制作を行いました。

重心の求め方は吊り下げ法を用いました。コマを2回別の場所から糸で吊り下げたときに交わる交点が重心となります。

また、回転を安定させるために重層構造とし、相似な形を重ねて作成しました。

物理的に安定させるために外側に磁石のゴムを張り付けて遠心力を増やす作戦を用いました。

各自告知のためのポップアップもCanvaで作成しました。

はたして、どのコマが一番回転するのか.........?どうやらカオナシコマが一番だったようです。

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「音楽Ⅰ」「音楽Ⅱ」合同 ウクレレ・ワークショップ開催

11/11(月)、3時間目にウクレレ・ワークショップを行いました。

現在当校の「音楽Ⅰ」「音楽Ⅱ」ではウクレレを題材とした授業を行っています。一人一台用意のあるウクレレは、前橋にある「三ツ葉楽器株式会社」様から無償貸与いただいています。

あまり知られていませんが、群馬は「三ツ葉楽器株式会社」によって日本のウクレレ生産の80%シェアを担う、日本一のウクレレ県です。そんな群馬でウクレレを広めたい!という大澤社長の熱い思いで、今回はウクレレ専任講師 本多 充様をお招きし、ウクレレ・ワークショップを開催しました。 

 

本多講師に披露いただいた「スーパーマリオ・メドレー」に生徒の目、ならぬ耳はくぎ付けだった模様。ウクレレという楽器の可能性の広がりを体感できた時間となりました。

後半は、全員で「ルージュの伝言」の練習をしました。楽譜とコードとに悪戦苦闘しながらも、真剣に、また楽しく演奏することができました。練習時間は15分程度でしたが、そのような短時間の中でも演奏できるようになることはウクレレの大きな利点であると音楽教員として感じます。

授業ではまだまだウクレレが続きます。ウクレレの習得によって生徒の音楽人生がより豊かになることを願っています

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3年「数学セミナー」の授業にて地上絵を制作しました。

10月24日(木)3年生の選択科目「数学セミナー」にて、数学Aの作図の内容を学習しました。

今回は2つのグループに分かれ校庭にキャラクターや絵文字を作図しました。使用した道具は、ライン引き、メジャー、紐です。事前の学習にて、設計図を作っていたためそれを確認しながら作成しました。

描きたい円の半径の長さに合わせて紐を用意します。一人が円の中心を担当し、もう一人が円周を担当する人、三人目がライン引きを使う人になります。紐をピンと張った状態を保ちながら、ゆっくりと円を描きながら歩き、その後ろをライン引きを持った生徒がついていくことで円が描けました。協力してきれいな図を作ることができました。

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