長野原365

JR長野原草津口駅の待合室で「観光動画」上映中!

3年生「商業実践」選択生徒が制作した「観光動画」がJR長野原草津口駅の待合室で上映されています。

長野原町内の観光施設10カ所をまとめた動画です!ぜひ、足を運んでご覧ください!

なお、上映されていない場合、モニター下にある「長野原町①」のボタンを押してご覧ください。

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「高校生のためのあがつまの職場案内」に行ってきました

3月14日(木)、中之条町ツインプラザを会場に、吾妻郡の企業21社が集まり説明会が実施されました。長野原高校からは1・2年生全員で参加しました。開会のあいさつの後、1社15分の説明でローテーションし、生徒は事前に下調べをして選んでおいた4~5社の説明を聞きました。高卒で就職を考えている生徒も、進学後の就職を考えている生徒も、多くの企業の話を直接聞くことができ、大いに刺激を受けました。

生徒の感想を紹介します。

・吾妻郡内にはどんな企業があるのかわかりました。お話を聞くことができて、今回のガイダンスに参加できてよかったです。(1年女子)

・どの企業の方もとてもわかりやすく説明をしていただいたので、いろいろな職業に目を向けることができました。(1年女子)

・自分の就職について改めて考えることができ、自分に合っている場所を考えることができてよかったです。(2年男子)

・担当者の皆様がとても気さくで、楽しく説明を受けることができました。(2年女子)

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第2学年進路ガイダンス

3月8日(金)に2学年最後の進路ガイダンスを行いました。前半の全体会では、「企業人パネルディスカッション」として、群馬トヨペット(自動車販売業)、サンワ株式会社(製造業)、ホテル一井(ホテル・観光業)の三社の人事担当者に来校いただき、「仕事の大変さ」「やり甲斐」「会社を辞めないでよかったと思うこと」「高校時代にやっておいた方がいいこと」等について、現場の生の声を聞くことができました。後半は分野別の説明会(18分野)を行いました。お忙しい中、保護者の方々にも見学いただき、ありがとうございました。

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1学年進路ガイダンス

3月5日(火)に、1学年の進路ガイダンスを行いました。今回は職業体験ガイダンスとして、興味のある職業分野に分かれ、各専門分野の専門学校講師から説明を受け、その職業の体験学習をしました。様々な職業について、実際のものに触れながら、その仕事内容、必要な知識ややりがいなどを知ることができました。

小型犬の心拍を聴く体験。

エンジンの構造やレーシングカーの仕組みを学ぶ。

ゲームを通してプログラミングを体験。

福祉の体験では車椅子の操作や障壁について学んだ。

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長野原町防空監視哨(聴音壕)実験をやりました!!

 ロシアがウクライナに侵攻してから700日あまりが経過しました。平和な日本にいると見落としがちですが、現代にも世界ではこうした争いはありふれています。日本もたった80年前は第二次世界大戦の最中でしたよね。その遺跡がこの長野原町にも残っています。それが長野原町防空監視哨(ぼうくうかんししょう)、いわゆる聴音壕(ちょうおんごう)です。スーパー大津の東の畑の中にぽつんとたたずんでおり、一見しただけでは戦争の時に使われていただなんて思いもしないような風貌です。

 この聴音壕には当時10代の子どもたちが入り、敵の戦闘機の数や方角を聞き分け、軍に報告していたようなんです。しかしこれを聞いて「本当にそんなことができたのか?」という生徒からの疑問から今回の実験は生まれました。

 校庭で実験するはずが、先週の雪の影響でぬかるんでおり断念…。代わりに体育館で実施することになりました。上の写真のように段ボールを被ることで、聴音壕を再現しします。体育館の四隅いから教員に指示された場所の生徒たちがブザーを鳴らし、その方角と数を聞き分けました。生徒たちは悪戦苦闘しながらもワイワイ楽しみながら実験に参加してくれました。

 生徒の予想はこんな感じでした。65%以上が聴音壕は敵国の戦闘機を早期発見するにあたって役に立っていたと予想しています。実際、今回の実験において方角に関しての正答率は約35%であったものの、数に関しては73%という正答率をたたき出していました(!)。この結果を生徒はどう捉えるのでしょうか。

 彼らはこのように結論付けました。識別できていた側としてはやはり「数の正答率が高い」ことを挙げており、さらに「訓練すれば全問正解できそう」といった意見がありました。一方で識別できなかった側をみると、「100%の正答率でなければ意味がない」「数だけ分かっていても方角が分からなければ対応しようがない」といった意見が見られました。この実験をしようと思った私の予想を超えて生徒が真剣に考察している姿を見て、本当にやって良かったなあと心の底から思いました。

 

 私はこの実験に正解はないのだと思います。段ポールを被ったとはいえ、本物の聴音壕とは材質もサイズも違うし当時はもっと静かだったかも知れません。なのでこの実験は理科の先生にはとても見せられないものです。しかし、こうして自分の通っている高校の近くにある遺跡について真剣に考える機会は非常に貴重だし、生徒たちが地域のものについてどう感じるか・どう考えるか・どう向き合うかが本当に大切だと思います。今後もこうした地域の教材を活かした授業をやっていきたいなあと逆に生徒たちが私に考えさせてくれた授業でした。

 

宮下

 

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