長野原365
「おもてなしの心を学ぶ」-第3学年社会人講話-
11月24日(金)、3年生を対象に社会人講話が行われました。草津温泉ホテル一井の代表取締役、市川忍様より、「輝かしい未来のために」と題して、働く上で大切な考え方や、相手への「配慮」、その最上位である「おもてなし」などについてお話しいただきました。生徒の感想を紹介します。
今回の講演を聴いて、改めて、仕事というのは自分が生活するためだけではなく、人のために「配慮」し、お客さまのために尽くすことなのだと思った。自分の能力を使って、いかに自分の思いを伝えるかが大切なのだと分かった。自分の思いを伝える上で、独りよがりの行動や言動は慎まなければならないと分かった。だからこそ、この日本のよい所を汚さないように、それに見合う行動をしなければならないと思った。この学びをこれからの生活に生かし、常に他人のことを考えながら行動していこうと思った。(3年男子)
能力は無限に伸びるとおっしゃっていて、本当にその通りだと思いました。
仕事とは、能力×想い=伝える、と具体的なイメージがあって共感でき、分かりやすかったです。働くことのやりがいは、お金のためや生きがいなど、人それぞれで、そこには感謝、充実、辛い、不満などいろいろあるけれど、人は幸せになるために働くのだと考えると、仕事に対してすごく意欲がわいてくる。
仕事をする上で大切なのは配慮だと学びました。配慮とは、相手を勝手に想像して勝手に心配すること。それはとても大切なことだと思いました。市川さんがお話ししている際に、2つの見え方がある絵を示していただき、人も同じで、人それぞれの見え方があるということを学べました。また、笑顔は人を幸せにするともおっしゃっていて、自分も日頃から笑顔を心がけたいと思いました。そして自分も市川さんのように配慮できる社会人になりたいと思いました。(3年男子)
新入社員に最低限満たしてほしい条件は今後の自分にとってとても大切なことだと思うので、忘れずに覚えておきたいと思いました。「私が」ではなく「あなたが」に尽くす、という言葉がとても残りました。そして笑顔は人を幸せにするということを、今後仕事をする上で覚えておくと、仕事を楽しめるのではないかと思いました。
3月から実際に自分が働くということで、特に挨拶、遅刻や欠勤をしない、報告、分からないことはすぐ聞く、ということを行動に移していきたいです。そして、同じミスを繰り返さないように、教えてもらったことなどは忘れないようにメモをすることを意識していきたいです。(3年女子)
1学年インターンシップ体験発表会を実施しました!
10月18日(水)から20日(金)の3日間実施した「インターンシップ」の体験発表会を行いました。
各事業所の方々が、来校されたりオンラインで参加されたりとお世話になった方々にも参加していただきました。
11/7(火)は渋川市や東吾妻町で体験した生徒9名が、各事業所で学んだ仕事のスキルや社会人としてのマナー・心構え、将来なりたい自分になるためにこれから実施していくことなどを発表しました。
生徒から「惜しまず努力をし、なりたいものになるために必要な勉強をする」「物事を一点で見ないで全体で感じ、何をすればよいかを考えながら生活する」など、今後の取り組みが語られました。体験したことを今後の生活に生かし、私たちとともに進路実現に向けて成長していくことを期待しています!
最後にやまもと労務管理コンサルタント 山本和久様よりご講評をいただきました。11/10(金)は生徒10名が発表します。
インターンシップにご協力いただきました皆様、心よりお礼申し上げます。
インターンシップ事前指導「自分の視点を知りコミュニケーションを考えるワークショップ」
10月17日(火)、株式会社インフォハントの安藤様を講師に迎え、「自分の視点を知りコミュニケーションを考えるワークショップ」を実施しました。
前半は安藤様のキャリアについて、様々なご経験からインターンシップの重要性をお話しくださいました。
後半は「働くことを考える前に自分について知ること」の大切さを学び、ワークショップでは同じ物を見ても、似た環境にいるクラスメイトと自分の視点が違うことが分かりました。さらに、「インターンシップ先の方たちとの視点はもっと違うかもしれない」ということが分かり、言葉によるコミュニケーションの重要性について学ぶことができました。
明日10月18日(水)から3日間のインターンシップに生かしていけたら嬉しいです!
株式会社インフォハント→こちら
開校記念式典でピアノリサイタルを開催!
10月5日(木)に開校記念式典が行われ、同時にピアノリサイタルが開催されました。今回お招きしたのは、2年前まで本校と嬬恋高校で音楽教師を務め、現在はピアニストとして活躍されている五十嵐桃子さんです。五十嵐さんは大学の先輩で、同じくピアニストの長江恵佑さんと共演し、Jポップなど耳馴染みのある楽曲を披露していただきました。このイベントには嬬恋高校の生徒も招待され、新しい舞台での先生の素晴らしい演奏を楽しむ姿が見られました。
1年生の校外学習で長野原の観光地や施設を巡る
9月15日(金)、1年生の地域探究学習の一環として、長野原町の観光地や施設を訪れ、校外学習を行いました。
1年生は訪問先に応じてグループに分かれ、不動の滝、道の駅八ッ場ふるさと館、やんば天明泥流ミュージアム、八ッ場湖の駅丸岩・丸岩キャンプ場を巡る班と、有限会社きたもっくが運営するあさまのぶんぶんファクトリーとルオムの森を巡るグループに別れ、見学と体験学習を行いました。
泥流ミュージアムや丸岩キャンプ場を訪れた班では、浅間山の天明大噴火で3メートルもの泥流が長野原を飲み込んだ出来事について学びました。生徒たちは過去の出来事に思いを馳せるとともに、当時の暮らしで使われたエゴマ油を取り、あんどんに灯りをともしました。
その後は丸岩キャンプ場で、薪割りやたき火体験、革細工キーホルダー作りをしました。革を編み込む作業に苦労する生徒もいましたが、思い思いのデザインのキーホルダーが完成しました!
〇泥流ミュージアム見学とキーホルダー作りの様子
あさまのぶんぶんファクトリーとルオムの森を巡るグループでは、最初に製材所を見学し、自社山林で伐採された木材が建材や薪に加工される様子を見学しました。
お昼には、ルオムの森に移動し、さまざまな種類の木材を使用してフォトフレームを制作し、きたもっくの養蜂事業の一環である蜂箱の観察と採蜜の体験を行いました。
生徒たちは最初、蜂箱からミツバチが大量に飛び出す光景に驚きましたが、徐々に慣れ、割り箸に蜜をつけて蜂を引き寄せ、観察する生徒もいました。その後、蜜の収穫を行い、ナイフで巣を切り取り、絞り器で蜜を抽出しました。この時期の蜂蜜は濃厚で熟した味わいがあり、味見した生徒の中で好みが分かれることもありました。
〇製材所の見学と養蜂体験の様子
今回の校外学習を通じて、生徒たちは地域への理解が深まったと思います。
長野原高校のマスコット
「ヤマすけ」です。
よろしく(*^▽^*)
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