長野原365

1学年進路ガイダンス

3月5日(火)に、1学年の進路ガイダンスを行いました。今回は職業体験ガイダンスとして、興味のある職業分野に分かれ、各専門分野の専門学校講師から説明を受け、その職業の体験学習をしました。様々な職業について、実際のものに触れながら、その仕事内容、必要な知識ややりがいなどを知ることができました。

小型犬の心拍を聴く体験。

エンジンの構造やレーシングカーの仕組みを学ぶ。

ゲームを通してプログラミングを体験。

福祉の体験では車椅子の操作や障壁について学んだ。

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長野原町防空監視哨(聴音壕)実験をやりました!!

 ロシアがウクライナに侵攻してから700日あまりが経過しました。平和な日本にいると見落としがちですが、現代にも世界ではこうした争いはありふれています。日本もたった80年前は第二次世界大戦の最中でしたよね。その遺跡がこの長野原町にも残っています。それが長野原町防空監視哨(ぼうくうかんししょう)、いわゆる聴音壕(ちょうおんごう)です。スーパー大津の東の畑の中にぽつんとたたずんでおり、一見しただけでは戦争の時に使われていただなんて思いもしないような風貌です。

 この聴音壕には当時10代の子どもたちが入り、敵の戦闘機の数や方角を聞き分け、軍に報告していたようなんです。しかしこれを聞いて「本当にそんなことができたのか?」という生徒からの疑問から今回の実験は生まれました。

 校庭で実験するはずが、先週の雪の影響でぬかるんでおり断念…。代わりに体育館で実施することになりました。上の写真のように段ボールを被ることで、聴音壕を再現しします。体育館の四隅いから教員に指示された場所の生徒たちがブザーを鳴らし、その方角と数を聞き分けました。生徒たちは悪戦苦闘しながらもワイワイ楽しみながら実験に参加してくれました。

 生徒の予想はこんな感じでした。65%以上が聴音壕は敵国の戦闘機を早期発見するにあたって役に立っていたと予想しています。実際、今回の実験において方角に関しての正答率は約35%であったものの、数に関しては73%という正答率をたたき出していました(!)。この結果を生徒はどう捉えるのでしょうか。

 彼らはこのように結論付けました。識別できていた側としてはやはり「数の正答率が高い」ことを挙げており、さらに「訓練すれば全問正解できそう」といった意見がありました。一方で識別できなかった側をみると、「100%の正答率でなければ意味がない」「数だけ分かっていても方角が分からなければ対応しようがない」といった意見が見られました。この実験をしようと思った私の予想を超えて生徒が真剣に考察している姿を見て、本当にやって良かったなあと心の底から思いました。

 

 私はこの実験に正解はないのだと思います。段ポールを被ったとはいえ、本物の聴音壕とは材質もサイズも違うし当時はもっと静かだったかも知れません。なのでこの実験は理科の先生にはとても見せられないものです。しかし、こうして自分の通っている高校の近くにある遺跡について真剣に考える機会は非常に貴重だし、生徒たちが地域のものについてどう感じるか・どう考えるか・どう向き合うかが本当に大切だと思います。今後もこうした地域の教材を活かした授業をやっていきたいなあと逆に生徒たちが私に考えさせてくれた授業でした。

 

宮下

 

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『イグルー』づくり

皆さん、『イグルー』ってご存知ですか?

先日、長野原でも大雪となり、その機会に『イグルー』作りに挑戦しました!

イグルー』とは、北極圏の先住民エスキモーが冬季に仮泊するために作る家のことです。固い雪を切り出し、ドーム型に積み上げると、かまくらのような形ができあがります。

イグルー』のイメージ

今回は、ものづくり基礎とスポーツレクリエーションの2つの科目の生徒が合同で『イグルー』作りを行いました。

まずは土台作りから。ドーム状にするためにはしっかりとした土台が必要です。円形となるよう角度を見極めながら積み重ねていきます。

そして、上に載せる段を徐々に狭めていき、雪で表面をコーティングすれば出来上がり!

完成したイグルー(かまくら)の前で記念撮影です。

その後に、高さや幅、奥行きを測定し、空間としてのスケール感を学びました。

別の日には、嬬恋高校でも出張授業として同様の製作を行い、屋根こそ完成しなかったものの、立派なイグルー(仮)ができあがりました。

そのときの様子は嬬恋高校公式YouTubeで公開しておりますので、ぜひご覧ください!

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ビジネスマナー研修会

2月8日(木)、3年生を対象に社会人講話が行われました。今回の講話は、吾妻職業安定協会を通じて講師を依頼し、第一生命保険(株)の角田久美子先生による「ビジネスマナー研修」を行っていただきました。社会人としての心構え、職場のコミュニケーション、敬語、電話応対の仕方、姿勢とおじぎといった、社会に出て行く上で知っておくべき事や身に付けておくべき事について、実践練習も含めて行われました。この春から社会人として活躍する3年生も多く、生徒は多くを学ぶことができました。

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こころの元気サポーター講座

2月7日の群馬大学健康支援総合センターの浅見先生をお迎えし、こころの元気サポーター講座を開催しました。

「1年前の自分と比べて、できるようになったことは何だろう?」「どうしてできるようになったんだろう?」を切り口に、可能予期を形成していくステップを学びました。

1年後はどんな自分になっているか楽しみですね。

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